障子は木枠と障子紙でできています。自然素材の和紙は通気性や天然の調湿効果があります。
障子が湿気をため込んだままではカビの原因にもなりますので、定期的に換気をして湿気がこもらないようにしましょう。
窓際に設置した障子は、結露にも注意が必要です。結露によって障子紙が湿り、カビの原因にもなるため、結露対策もしておくと安心です。
なるべく直射日光に当たらないよう、カーテン等は閉めて換気を行うことをおすすめします。
ホコリは放っておくと取り除きにくくなりますので、はたきなどを使って上から下へとお掃除しましょう。
格子状に桟がある場合は、縦方向から横方向の順にホコリを落とします。
落としにくいホコリは乾いた布でやさしく拭き取りましょう。桟の隅にたまったホコリは、竹串や爪楊枝、水採用の絵筆、刷毛などを使ってかき出すようにして取り除きます。
開閉の際に手が触れる引き手のまわりは、汚れやすい箇所のひとつ。乾拭きが基本ですが、手垢によるべたつきなどが気になる場合は、お湯で濡らした雑巾をしっかりとしぼって拭き上げます。